ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策とは?

除菌・抗菌の知識

ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策とは?

 

新型コロナウイルスの蔓延により、モノに付着したウイルス対策の必要性が高まっています。感染を減らすためにも、一人一人が正しく対策を行わなければいけません。目に見えないウイルスだからこそ、いつの間にか感染をします。

 

「でもドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策はどうすればいいの?」と悩まれている人はいませんか。今の時代に必要なのは、納得をしてウイルス対策を行うことです。「言われたから」「みんながやっているから」ではなく、納得をしてウイルス対策を行いましょう。
そこで今回は「ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策とは?」について解説をします。ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルスの生存期間と合わせて確認をしておきましょう。

 

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ドアノブやテーブルなどモノに付着しウイルスの生存期間

 

ドアノブやテーブルなどモノに付着しウイルスの生存期間

 

ウイルスの生存期間は状況によって異なります。数時間で感染力が失われる場合もあれば、2週間程度持続することもあるのがウイルスです。

 

ココがポイント

  • ウイルスの種類:新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど
  • 付着する素材別:ステンレスや木材、紙や布など
  • 温度などウイルスに適した環境
  • 付着表面の違い:凹凸や平滑

 

新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスよりも生存期間が長いと言われています。マスクの表面に付着した新型コロナウイルスの感染力保持期間は2週間です。対策をしていない衣類は2日間、ガラス表面は4日間の生存期間と言われています。

 

ウイルスが付着しやすい場所

 

ウイルスは様々な場所に付着しています。ティッシュペーパーなど、紙類にも3時間程度生存するのです。生活や仕事など、様々な場所にウイルスは付着をしています。ドアノブやテーブル以外にも、次のような場所に付着しやすいので注意をしましょう。

 

ココに注意

  • 窓などの取手やガラス
  • スイッチ
  • 椅子
  • 電話機
  • パソコンなどの電化製品
  • 蛇口
  • 便器のフタや便座
  • 流水レバー
  • オートロックなどのタッチパネル
  • エレベーター
  • 車のハンドル等
  • 電車などのつり革

 

人の手についているウイルスがモノに付着します。モノに付着したあと生存し続けるのです。

 

付着ウイルスの生存期間による弊害

 

付着ウイルスの生存期間による弊害は、感染症による疾患です。付着したウイルスが人の体内に侵入することで感染症を患います。ウイルスによる主な感染経路は次の2種類です。

 

主な感染経路

  • 飛沫感染
  • 接触感染

 

飛沫感染は、感染者がくしゃみなどで放出したウイルスを別の人が吸い込むことで感染します。接触感染は、感染者がくしゃみを手で押さえたあと、そのままモノに触れることでウイルスが付着し他の人へ感染する流れです。

 

例えば、粘膜からの侵入を防ぐのに利用されているマスクの外側はウイルスが付着しています。家に入る前、ウイルスが付着している外側に触れてマスクを外し、そのまま玄関のドアノブを触りました。ウイルスは、ドアノブに付着し生存します。次に帰ってきた家族がドアノブに触れたことで感染する流れが接触感染です。

 

何気ない生活のなかで、いつの間にか感染します。ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策が必要です。

 

ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策

 

ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策

 

ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルスは、死滅させなければいけません。対策として有効なのが、拭き取り消毒や熱水処理です。モノに付着したウイルス以外では、次の対策も効果が期待できます。

 

期待できる対策

  • 手の消毒
  • 部屋の換気
  • 定期的な清掃

 

上記は一般的に言われている内容で、多くの人が実践をしています。ただ、拭き取り消毒や熱水処理などの対策までを実際に行っている人は少ないです。ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策について詳しく解説をします。

 

熱水処理

 

熱水処理は、80℃以上の熱湯に10分間放置することで消毒をする方法です。ドアノブやテーブルなどには利用できませんが、主に次のようなモノを消毒する際に利用ができます。

 

例えば

  • 食器類
  • 衣服

 

80℃以上を10分間キープするので、やけどに注意をして行いましょう。また、熱湯処理に向かないモノもあります。例えば歯ブラシは耐熱温度が80℃以下なモノがほとんどです。口に含むので熱湯処理をしたいところですが、耐熱温度の確認をしておきましょう。衣服も同様です。
従業員の制服を煮沸消毒する会社もあります。モノに付着したウイルス対策として有効です。

 

次亜塩素酸ナトリウム水による拭き取り消毒

 

次亜塩素酸ナトリウム水は、次亜塩素酸ナトリウムを水に溶かした液体です。調理器具やドアノブ、テーブルなどの消毒に活用できます。次亜塩素酸ナトリウム水の作り方は次のとおりです。

 

  1. 2ℓのペットボトルを用意し水を半分注ぐ
  2. ペットボトルに漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムの濃度約5%)を10㎖入れる
  3. ペットボトルに水を入れ2ℓにする
  4. ふたをして混ぜ合わせる

 

手の消毒には絶対に利用してはいけません。作成した次亜塩素酸ナトリウム水は、モノに付着したウイルス対策に利用をします。また酸性のものと混ぜると危険なので、利用をする際は注意をしましょう。

 

次亜塩素酸水による拭き取り消毒

 

次亜塩素酸水は限りなく無害です。次亜塩素酸ナトリウム水は肌荒れに注意が必要ですが、次亜塩素酸水は食品添加物にも指定されています。安全性が高いにも関わらず、新型コロナウイルスを無毒化する酸性の溶液です。ドアノブやテーブルの消毒に適しています。次亜塩素酸水による拭き取り掃除の方法は次のとおりです。

 

  1. 対象物の汚れを落とす
  2. 次亜塩素酸水を対象物に吹き付け十分に濡らす
  3. 20秒程度放置をしたら布で拭きとる

 

購入をするときは、有効塩素濃度80ppm以上の商品を選びましょう。経済産業省では、80ppm以上の濃度であれば有効と発表しています。できれば100ppmに設定されたものを利用しましょう。

 

一定濃度のアルコールによる拭き取り消毒

 

アルコールは手や指の消毒にも有効な消毒液です。もちろんモノに付着したウイルス対策にも効果を発揮します。一般的に利用されているのは、濃度70%以上〜95%以下のエタノールです。次のモノに付着したウイルス対策に効果があります。

 

  • キッチンやトイレなどの水回り
  • 窓ガラス
  • 冷蔵庫
  • ドアノブやテーブル
  • スイッチやテレビなどのリモコン

 

電化製品を除菌する時は、直接吹き付けてはいけません。故障の原因につながります。布に吹き付けたあと拭き取りましょう。また液晶画面、ゴムや革などで作られた製品に利用すると素材が損傷します。利用する際は十分に注意をしてください。

 

界面活性剤による拭き取り消毒

 

界面活性剤を主成分とする市販の家庭用洗剤もウイルス対策に有効です。有効と判断された界面活性剤を含んでいる家庭用洗剤を購入し、拭き取り消毒を行いましょう。使用方法は、製品によって異なります。記載されている使用方法に従い、ウイルス対策を行ってください。

 

まとめ

 

「ドアノブやテーブルなどモノに付着したウイルス対策とは?」について解説をしました。ウイルスは知らぬ間に付着をしています。状況によって生存期間が異なるので厄介です。多くの人が触れる箇所は、こまめな対策が必要になります。

 

「そもそも付着させなければいい」と無理なことを考える人もいました。布やティッシュでもウイルスは生存します。ウイルスを持つ人が行動すれば、ウイルスは必ず付着することでしょう。付着してしまったウイルスを、別の人の体内に取り込ませない対策が必要です。

 

目に見えないウイルスだからこそ、こまめな拭き取り消毒が必要になります。ただし乾拭きでは死滅しません。拭き取りに利用した布にウイルスが付着し、同じ布で拭き取り掃除をすることで、ばらまく可能性もあります。適切な方法でウイルス対策を行うことが大切です。

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