物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は?業者選びのコツを解説

除菌・消毒の業者探し

物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は?業者選びのコツを解説

 

物流会社・製造工場の除菌、消臭で悩まれている人はいませんか。物流会社と製造工場も新型コロナウイルスの影響を受けた業界です。一時期はティッシュやトイレットペーパー、マスクなどで物流会社や製造工場に問い合わせる人も増えていました。すでに落ち着いていますが、除菌や消毒は多くの仕事に必要なのだと実感した出来事です。

 

一言に物流会社と言っても業務内容は異なります。海外からの物流を扱う会社はコロナの影響によりストップした会社も少なくありません。円安の影響をもろに受けた会社もあります。

 

逆に、フードデリバリーやネット通販を扱う物流会社は需要の拡大により人手不足です。関連する製造工場も、感染者に注意をしながら作業をすすめなければいけません。業者に除菌や消毒を依頼する必要性は高いです。そこで今回は「物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は?」業者選びのコツを解説します。参考にしてください。

 

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物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は?

 

物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は?

 

物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は次のとおりです。

 

物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は?

  • 50㎡以下:1,000円/㎡~1,200円/㎡
  • 51~80㎡:900円/㎡~1,000円/㎡
  • 81~150㎡:850円/㎡~900円/㎡
  • 151~250㎡:800円/㎡~850円/㎡
  • 251~500㎡:750円/㎡~800円/㎡
  • 501~1000㎡:700円/㎡~750円/㎡
  • 1001㎡以上:650円/㎡~700円/㎡

 

規模の大きい物流会社・製造工場が除菌、消毒をする場合は、範囲を区切りながら行います。そのため、上記の相場に該当しないこともあるので注意してください。大きな機械など、特殊な除菌、消毒工程が必要になるケースもあります。上記の除菌、消毒の相場は参考程度にし、価格はよく相談しましょう。

 

物流会社の事務所でしたら、上記の相場が適用します。かけ離れた業者に依頼をしないよう注意してください。安すぎる業者は、あとからオプション仕様の請求をしてくるかもしれません。打ち合わせ時にしっかりと確認しておきましょう。

 

物流会社や製造向上の除菌・消毒をする際の業者選びのコツとは?

 

物流会社や製造向上の除菌・消毒をする際の業者選びのコツとは?

 

それでは、物流会社や製造向上の除菌・消毒をする際の業者選びのコツを解説します。

 

業者選びのコツ1:対応の早い業者を選ぶ

 

業者に依頼をするときは、除菌、消毒の処理を早急に行ってくれる会社に依頼をしましょう。製造工場で発生したら、業務がストップします。1日のストップで生じる損害は大きいです。特に食品関係の製造工場は、早めの対策を講じておきましょう。新型コロナウイルスが、食品から感染した例は未確認です。しかし、ウイルスが食品に与える影響は高く、万が一問題を起こせば間違いなく大きなニュースになります。

 

過去の大きなニュース

  • 1996年:腸管出血性大腸菌O157による集団食中毒事件
  • 2017年:刻みのりからの集団ノロウイルス食中毒事件

 

特に刻みのりからの集団食中毒事件は記憶に新しいです。給食に利用されたことから、小学校の生徒が被害にあいました。ノロウイルスに感染している人を製造に充てていたことにより、企業はたたかれました。学校ではしばらく給食が提供されなくなり、他の仕入れ業者にも迷惑をかけた事件です。

 

もしコロナで上記のような問題を発生させたらどうなるかわかりません。仕方がないと言う人がいる一方で必ず叩こうとする人もでてきます。高い確率で、管理体制がすべてさらされることでしょう。もし管理体制に穴があれば、大きくたたかれ、上記のように「事件」としてネットに残ります。

 

普段から対策を講じていたことを証明するには、定期的な除菌・消毒を行っていた事実が必要です。もし社員が新型コロナウイルスに感染したと発覚したら、すぐに除菌・消毒をしなければ、大きな損害を受けます。即日対応してくれる業者を選びましょう。

 

業者選びのコツ2:除菌、消毒処理の内容に納得してから契約をする

 

即日対応してくれるからと言って、適当に選ぶのは問題です。新型コロナウイルスに対応していることや、丁寧な作業をしてくれる業者を選ばなければいけません。拭き掃除や、コーティング作業などが必要です。

 

ココがポイント

  • 工場内を空間除菌するため高いところからの除菌作業を行っている
  • 工場は範囲が広ので、床の拭き取りが必要ない薬剤を採用している
  • 銀イオン系の洗剤を利用したコーティング作業の実施

 

製造工場で感染者が発覚した場合は、所轄の保健所に指示を仰がなければいけません。製造構造の再開には、基本的に保健所の了解が必要になります。内容を確認せず急いで除菌・消毒をした場合、適切な処置でなければ保健所からやり直しを言われるかもしれません。

 

除菌、消毒作業が、保健所の求めているレベルかどうかを確認しましょう。相談時に、少しでも不明点があれば突っ込んで話を聞いてください。回り道と思われるかもしれませんが、一日も早く再開するために必要な行動です。

 

業者選びのコツ3:普段から依頼している清掃業者に相談する

 

普段から依頼をしている清掃業者に、除菌や消毒のお願いをしてみましょう。広い清掃工場や物流会社ならば、契約をしている清掃業者がいるはずです。中には製造工場に常駐している清掃員がいるのではないでしょうか。契約をしている会社に直接相談をします。

 

ココがポイント

  • 普段から契約をしているので信頼できる
  • 気心が知れているので依頼がしやすい
  • 追加契約なので安くなる

 

ゼロから探すよりも、契約をしている清掃業者に新しいオプションの提案をしてもらうのがおすすめです。もし依頼ができないのならば、信頼できる業者を紹介してもらいましょう。業界に詳しい会社からの紹介は信頼ができます。業者選びを手伝ってもらう方法です。

 

普段から契約をしている清掃業者からすれば物流会社や製造工場はお客様、相談を受ければ丁寧な対応をしてくれます。もちろん作業工程の確認は必要ですが、気になるところも質問しやすく、満足のいく結果になる可能性が高いです。

 

業者選びのコツ4:労働者と雇用主に秘密保持契約書の取り交わしがある

 

最近、最も恐ろしいのがSNSによる情報の漏洩です。少し前ですが、アルバイトをする若者がSNSを通じて行う「バイトテロ」が有名になりました。善と悪の区別がつかない人は少なからずいます。バイトテロを起こした人の言い訳は「友人にだけだった」や「大事になるとは思っていなかった」などです。ただ、雇用主にも問題があります。秘密保持契約書を結び、情報漏洩の恐ろしさと罰を説明していませんでした。

 

昔よりも簡単に、個人が世界中に情報を伝えられます。万が一工場で先ほど紹介したような「事件」と呼ばれる事故が発生したらどうなるでしょうか。普段から除菌や消毒をしている作業員が、ここぞとばかりにSNSへ投稿するかもしれません。

 

全国配送している製造工場がクラスターを発生させたら大きなニュースになります。刻みのり集団ノロウイルス食中毒事件は1,000人以上の人が被害にあいました。同じような規模になれば確実に報道されます。大きなニュースになれば、「知っている」「言いたい」などの衝動が起き、SNSに普段の状況を投稿する可能性が高いです。その衝動を抑止できるのは、秘密保持契約書の取り交わししかありません。万が一を考え、情報を大切に扱う業者を選ぶべきです。

 

物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は?業者選びのコツ:まとめ

 

「物流会社・製造工場の除菌、消毒の相場は?」業者選びのコツを解説しました。依頼をするのならば、普段からお願いをしている清掃業者がおすすめです。もし対応していないのならば、紹介をお願いしてみましょう。
除菌、消毒の業者選びで重要なのは、信頼できるかどうかです。「処理内容」と「情報の取り扱い」に信頼できる業者を選ぶようにしてください。

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