空気清浄機のお手入れにクエン酸があり?掃除方法を解説

空気清浄機の清掃

空気清浄機のお手入れにクエン酸があり?掃除方法を解説

室内の空気をキレイにしてくれる空気清浄機が欠かせない時代になりました。花粉やウイルスなど、人に害を及ぼすものから家族を守ってくれます。空気清浄機は人気家電のひとつです。

 

しかしどんなに性能の良い空気清浄機でも、お手入れをしなければ効果が薄れます。空気清浄機の性能を十分に発揮させるためにも「クエン酸」を用いた掃除方法を確認しておきましょう。そこで今回は「空気清浄機のお手入れにクエン酸があり?」を解説します。クエン酸の効果や掃除方法を参考にしてください。

 

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そもそもクエン酸とは何?

 

そもそもクエン酸とは何?

 

クエン酸は柑橘類やお酢などに含まれるすっぱい有機酸の成分です。弱酸性なのでアルカリ性の汚れを落とす掃除に活躍します。クエン酸の漢字表記は「枸櫞」です。中国産ミカンの一種を指していることからも、柑橘類に含まれていることがわかります。

 

掃除にクエン酸を利用するメリット

 

クエン酸はいろいろな掃除で活躍をします。クエン酸を利用した掃除のメリットを確認しておきましょう。

メリット

  • ほぼ無臭なのでニオイが気にならない
  • 天然素材由来なので小さい子どもやペットがいても安心
  • お手頃価格

 

クエン酸はほぼ無臭です。空気清浄機のお手入れをするときは、特にニオイを気にしなければいけません。ニオイのきつい洗剤を利用するとしばらくの間、部屋中のニオイに悩む可能性が高いです。クエン酸は洗剤特有のニオイが気になる人でも安心して活用ができます。またクエン酸は天然素材由来なので安心です。デンプンや糖を発酵させて作ります。小さい子どもやペットがいる家庭でも安心して利用できるのはメリットです。

 

さらにクエン酸は、コストパフォーマンスに優れています。エコ洗剤としても有名で、価格以上の効果が期待できる素材です。ドラッグストアやホームセンターはもちろんのこと、100円ショップでも売られています。家計に優しいのはありがたいメリットです。

 

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空気清浄機のお手入れにクエン酸があり?

 

メリットの多いクエン酸ですが、空気清浄機のお手入れに活躍するのでしょうか?クエン酸は、加湿機能付き空気清浄機の場合に活躍します。加湿機能が備わっていない場合は重曹の方がおすすめです。

 

クエン酸は次の場所のお掃除で活躍します。

  • お風呂
  • キッチン
  • トイレ

 

クエン酸は酸性のため、アルカリ性の汚れを中和します。アルカリ性の汚れと言えば「水垢」や「石鹸カス」です。お風呂やキッチンなど、水回りの清掃時に活躍をします。またトイレのアンモニア臭もアルカリ性です。トイレの嫌なニオイにも効果を発揮します。

 

水に含まれるミネラルが固まったものが水垢です。放置をすればどんどん固まります。加湿機能付き空気清浄機のフィルターに水垢が固まると十分な性能が発揮できません。フィルターから水垢を除去する場合にクエン酸が役立ちます。

 

水回りのお掃除に活躍することから、空気清浄機よりも加湿機のお手入れにおすすめです。加湿機能が備わっている空気清浄機を掃除するときは、クエン酸を活用しましょう。

 

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クエン酸を利用した空気清浄機の掃除方法

 

クエン酸を利用した一般的な掃除方法を解説します。ただしお手入れをするときは、あらかじめ取扱説明書を確認しておきましょう。水洗いや洗剤を利用したお手入れを禁止している製品もあります。掃除を始める前に確認が必要です。

 

クエン酸水の作り方

 

まずはクエン酸水の作り方を解説します。作成したクエン酸水を100円ショップなどで売られているスプレーボトルに入れておくと便利です。トレーなど、気になる水垢汚れに直接吹き付けることで掃除をします。クエン酸水の作り方は次のとおりです。

 

  1. 1ℓの水を用意する
  2. クエン酸を6g入れる
  3. よくかき回して溶かす
  4. スプレーボトルに移す

 

クエン酸水はトイレの清掃に活躍します。嫌なアンモニア臭を消すための方法として、あらかじめ作っておくと便利です。

 

加湿フィルターのお手入れ方法

 

加湿フィルターに水垢がこびりついていたらクエン酸を用いてお手入れをしましょう。加湿フィルターの掃除方法は次のとおりです。

 

  1. 空気清浄機本体から加湿フィルターを外す
  2. 加湿フィルターが入る大きさのバケツに40度程度のお湯を入れる
  3. お湯1ℓに対し6gのクエン酸を入れよく溶かす
  4. 加湿フィルターをバケツに入れ2時間程度放置する
  5. 水道水で加湿フィルターをよくすすぐ
  6. よく水を切り空気清浄機本体に設置する

 

お湯が熱すぎると加湿フィルターによくありません。破損の原因につながります。手で触れられないほど熱いお湯に浸けるのは避けてください。すすぐ際は、クエン酸を完全に落としましょう。よくすすいだ後、水を切って本体に戻します。水気が気になる人は、日陰干しで乾かしてから元に戻してください。

 

給水タンクやトレーのお手入れ方法

 

給水タンクやトレーのお手入れ方法は加湿フィルターと同じです。浸け置きをすることで、ヌメリを除去しましょう。20分程度の浸け置きでキレイになります。浸け置きで落とせない汚れはクエン酸ペーストで掃除をしましょう。

 

  1. クエン酸に少量の水を加える
  2. 混ぜ合わせてペースト状にする
  3. 気になる箇所にクエン酸ペーストを塗り込む
  4. 30分程度放置する
  5. 十分にすすぐ

 

給水タンクやトレーのしつこい汚れにはクエン酸ペーストが効果的です。使い古した歯ブラシなどで軽く磨いてあげましょう。

 

集塵・消臭フィルターのお手入れ方法

 

集塵・消臭フィルターのお手入れには重曹がおすすめです。ただ浸け置きができない集塵・消臭フィルターもあります。浸け置きができないタイプの場合は、クエン酸を利用して次のようにお掃除をしましょう。

 

  1. 空気清浄機本体から集塵・消臭フィルターを外す
  2. クエン酸スプレーを布に吹き付ける
  3.  集塵・消臭フィルターを軽くたたくように拭く
  4.  集塵・消臭フィルターを本体に設置する

 

ゴシゴシこすると集塵・消臭フィルターが破損します。ゴシゴシこするのではなく、軽くたたくようにしてお掃除をしましょう。浸け置きができない場合は、上記の掃除方法で湿気により付着した汚れを落としてください。

 

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空気清浄機のお手入れにクエン酸を利用する際の注意点

 

空気清浄機のお手入れにクエン酸を利用する際の注意点

 

最後に空気清浄機のお手入れにクエン酸を利用するときの注意点を解説します。

ココに注意

  • 塩素系の洗剤と混ぜない
  • 傷口に触れるときつい痛みを感じる
  • 高温多湿の場所に保管しない

クエン酸は塩素系の洗剤と混ぜてはいけません。塩素系の漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生します。「混ぜるな危険」といった言葉を聞いたことはありませんか。クエン酸と塩素系の漂白剤は絶対に混ぜてはいけません

 

また、クエン酸を利用して掃除をするときはゴム手袋を着用しましょう。クエン酸が傷口に触れると激しい痛みを感じます。柑橘類の皮をむくとき、手の傷口がひどく痛む経験をしたことはありませんか?傷口にクエン酸が触れると同じような痛みを伴います。

 

最後に、使わないクエン酸を高温多湿の場所に保管するのは避けましょう。クエン酸にカビが発生します。カビが発生したクエン酸で空気清浄機を掃除しても意味がありません。カビの発生には注意をしてください。

 

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加湿機能付き空気清浄機のお手入れにはクエン酸がおすすめ

 

「空気清浄機のお手入れにクエン酸があり?」について解説をしました。加湿機能が備わっている空気清浄機を掃除するときはクエン酸がおすすめです。クエン酸で落とせない汚れについては重曹を活用しましょう。空気清浄機は家族の健康を守ってくれます。しかし本体が汚れていては意味がありません。より良い効果を得るためにも、定期的なお手入れをするべきです。

 

クエン酸水をつくって保管しておくと役立ちます。なかなか落とせない汚れにはクエン酸ペーストを活用しましょう。使い分けることができるのも、クエン酸でお手入れをするメリットです。

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